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アミハナイグチ (Suillus cavipes)

アミハナイグチ

安全

Suillus cavipes

別名: Hollow-stemmed larch bolete

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説明

カラマツ林に特異的に発生するイグチ科の菌類で、柄が中空になるという極めて特徴的な形態を持つ。食用として知られるが、種小名「cavipes」は「中空の柄」を意味する。

識別方法

かさ
黄褐色から茶褐色。湿るとわずかに粘性を持つことがあるが、多くは乾性から湿り気味。
ひだ
管孔は垂生し、淡黄色から黄褐色。放射状に配列し、大型で角状。
柄
円柱状で、内部は明瞭に中空(空洞)である。傘と同系色。
肉質
淡黄色で、傷つけても変色はほとんどない。繊維質で脆い。
子実体
傘は直径3-10cm、幼時は丸山形だが開くと平坦から中央が窪む。表面は繊維状の鱗片で覆われる。
生息地
カラマツとの菌根形成が必須条件であり、主にカラマツ林の地上に単生または群生する。

重要な事実

  • 傘の表面: 繊維状の鱗片で覆われ、乾燥気味
  • 成長形態: 地上の土壌から直接発生
  • 胞子紋: 黄褐色から茶色
  • 体の色: 黄褐色から褐色
  • 匂い: 微香
  • 切り傷の変色: 変色なし
  • 高さ: 5-10cm
  • かさの直径: 3-10cm
  • 栄養の取り方: カラマツとの菌根形成

安全

安全

一般的に食用とされるが、生のままでの摂取は避けること。消化不良やアレルギー反応を防ぐため、十分に加熱調理することが推奨される。

毒素の種類: なし反応の種類: なし

クイックチェック

  • 匂い: 特に顕著な特徴はない
  • 子実体形成: 単生から群生
  • 基質: カラマツ林の地上

見つかる場所

高山および亜高山帯

日本国内では主に長野県や北海道などのカラマツ植林地、または天然カラマツ林に広く分布する。

発見のコツ

宿主の選定

必ずカラマツ(Larix kaempferi)が存在する場所で探すこと。他の針葉樹林では見られない。

発生時期

晩夏から秋にかけて発生する。特に雨上がりの湿った時期が好ましい。

類似種

ハナイグチ

ヌメリイグチ属

別名: Suillus grevillei

学名分類

門
Basidiomycota
綱
Agaricomycetes
目
Boletales
科
Suillaceae
属
Suillus

保存情報

  • 最高温度: 10度
  • 冷凍期間: 1ヶ月
  • 最低温度: 1度
  • 冷蔵: 2-3日

清掃方法

傘の表面の鱗片は食用に問題ないが、汚れがある場合は濡らした布やキッチンペーパーで優しく拭き取る。基部の土やゴミはナイフで削り落とす。

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