Mushby LogoMushby
シーライト・シビレタケ (Sudden Death Roundhead) (Psilocybe caerulipes)

シーライト・シビレタケ (Sudden Death Roundhead)

有毒

Psilocybe caerulipes

別名: 青変シビレタケ (Blue-staining Psilocybe)

写真を撮りましたか?Mushbyアプリで瞬時にキノコを識別

アプリを開く

説明

Psilocybe caerulipesは、北米東部に分布するシビレタケ属の小中型キノコで、強い幻覚作用を持つシロシビンとシロシンを含有します。特にその鮮やかな青変性が特徴的であり、これによりしばしば他のキノコと区別されます。主に広葉樹の残骸、特に倒木や破片に発生する腐生菌です。比較的珍しい種であり、見つけるのが困難なことでも知られています。

識別方法

かさ
直径1〜3.5cm、半球形から凸型、成熟すると平坦に開きます。表面は湿っていると粘性があり、乾燥すると光沢を失って粘性がなくなります。色は湿っているとシナモンブラウンから赤褐色で、乾燥すると黄土色から淡い革色になります。縁はときにわずかに条線が見られます。触ると青に変色する性質があります。
ひだ
直生から上生、密生し、白色から灰色がかったクリーム色で、成熟すると胞子の沈着により暗い紫褐色になります。縁は白色です。
柄
長さ2〜6cm、太さ2〜4mm。傘に対して比較的長く、円筒形または基部近くでわずかに太くなることがあります。色はクリーム色から黄土色で、先端はしばしばより白っぽいです。表面は縦に線があるか、またはわずかに粉状になることがあります。基部には菌糸塊が見られることがあります。触ると強く青変します。中実ですが、成熟すると中空になることがあります。
肉質
傘も柄も薄く、触れたり傷つけたりするとすぐに鮮やかな青色に変色します。この青変性はシロシビンの存在を示す重要な指標です。肉の色は白っぽいか、ごく薄い色です。
子実体
傘と柄を持つ一般的なキノコの形をしています。全体的に小さく繊細な印象です。
生息地
主に広葉樹林に生え、特にブナやカエデなどの倒木、朽ちた枝、木材破片、樹皮などに腐生します。シイタケのような木材腐朽菌であり、しばしば群生または散生します。湿度の高い環境を好みます。北米東部で夏から秋にかけて発生します。

重要な事実

  • 傘の表面: 湿っていると粘性があり、成熟すると平坦に開く
  • 成長形態: 散生または群生
  • 胞子紋: 暗紫色から紫褐色
  • 体の色: 湿っているとシナモンブラウン〜赤褐色、乾燥すると黄土色〜淡い革色
  • 匂い: 不明瞭な麦粉臭または無臭
  • 切り傷の変色: 鮮やかな青色に変色
  • 高さ: 2-6 cm
  • かさの直径: 1-3.5 cm
  • 栄養の取り方: 腐生 (Saprobic)

有毒

致命的

Psilocybe caerulipesは、幻覚性を持つシロシビンおよびシロシンを含有するため、日本では麻薬及び向精神薬取締法により、所持・販売・摂取が厳しく規制されている「麻薬原料植物等」に指定されています。摂取すると幻覚、時間感覚の歪み、精神錯乱、不安、パニック発作などの精神神経症状を引き起こし、重篤な精神的後遺症を残す可能性があります。非常に危険であり、絶対に摂取してはなりません。

毒素の種類: シロシビン (Psilocybin), シロシン (Psilocin)反応の種類: 神経毒性 (Neurotoxic)

クイックチェック

  • 匂い: 麦粉臭または無臭
  • 子実体形成: 夏から秋
  • 基質: 広葉樹の倒木、木材破片

見つかる場所

北米東部

オハイオ州、ミシガン州、ニューヨーク州、ペンシルベニア州、ウェストバージニア州、ヴァージニア州、ノースカロライナ州などで報告されています。これらの地域は広葉樹林が豊富であり、Psilocybe caerulipesの生育に適した環境を提供します。

広葉樹林

特にブナ、カエデ、オークなどの倒木や腐った枝、木材破片が散らばっている場所で見られます。湿度の高い日陰の場所を好みます。

発見のコツ

生育基質に注目

Psilocybe caerulipesは、木材腐朽菌であるため、地面から直接生えることは稀です。必ず広葉樹の朽ちた木材、特に倒木、切り株、落ち枝、木材チップなどから発生しているかを確認してください。

青変性を確認

このキノコは強い青変性を示します。傘や柄を軽く傷つけるか、指で軽くつまんでみてください。数分以内に鮮やかな青色に変色すれば、Psilocybe caerulipesである可能性が高いです。ただし、毒キノコの中にも青変するものがあるため、これだけで同定はできません。

発生時期と場所を考慮

夏から秋にかけて、特に雨が降った後の湿度の高い期間に発生します。北米東部の広葉樹林で探すのが最適です。地面に生えている他のシビレタケ属のキノコと間違えないように注意が必要です。

胞子紋の確認

暗紫色から紫褐色の胞子紋は、Psilocybe属の有力な特徴です。疑わしい場合は、白い紙の上に傘を置いて数時間待ち、胞子紋の色を確認してください。これにより、胞子紋が錆褐色から茶色であるドクアセタケ属(Galerina)の種との区別ができます。

類似種

オオシビレタケ (Psilocybe ovoideocystidiata)

シビレタケ属 (Psilocybe)

別名: タマゴシスチジア・シロシベ (Ovoid Cystidia Psilocybe)

Psilocybe cyanescens

シビレタケ属 (Psilocybe)

別名: ウェービーキャップ (Wavy Cap)

イライラタケ (Psilocybe stuntzii)

シビレタケ属 (Psilocybe)

別名: スタントツシビレタケ (Stuntz's Psilocybe)

ニセアエノキタケ (Galerina marginata)

ヒメアセタケ属 (Galerina)

別名: デスキャップ (Deadly Galerina)

学名分類

門
担子菌門 (Basidiomycota)
綱
ハラタケ綱 (Agaricomycetes)
目
ハラタケ目 (Agaricales)
科
モエギタケ科 (Hymenogastraceae)
属
シビレタケ属 (Psilocybe)

シーライト・シビレタケ (Sudden Death Roundhead)についてもっと知る

どこでもキノコを識別

iOS、Android、Webで無料。写真識別、完全データベース、個人のコレクション。

アプリで開く